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2009年 02月 15日
更新が滞っております、、、。
先日の日直はまた大当たりでした。日本でも当直をすると当たる(急変があったり、急患が沢山)ことが多かった私ですが、それはスウエーデンでも変わらないようです。 そんな中で、急患を廻って救急外来のドクターに電話口で怒鳴られました。あんなに怒鳴られたことは初めてでした。入院が必要な患者さんが外来に搬送され、入院手続きに慣れていない看護師さんが救急外来に廻したのですが、泌尿器科の患者さんであることは明らかだったため、大ひんしゅくを買ったという訳です。電話口でひたすら、すみませんと謝っても怒りは収まらず、、日本人の癖で電話に向かってぺこぺことお辞儀をしていたら、笑われてしまいました。 と、これは愚痴でしたが、その後、膀胱タンポナーデの緊急手術が一件ありました。これは前立腺癌放射線治療後の尿道狭窄、放射線性膀胱炎で、場合によってはかなり手の焼ける手術です。尿道からカテーテルが挿入できず、膀胱ろうが入っており、前医でも膀胱鏡が出来なかったという難症例。何とか、狭窄を解除し、膀胱鏡で膀胱まで到達、大量の血塊を除去して、止血して、、それでも術後出血の可能性大。ガイドワイヤーや尿管カテーテルを使って尿道カテーテルを挿入し終了。半覚醒の患者さんの枕元で、「Det gick ganska bra.」と何の気なしに言ったら、半開きの眼がぱちっと開き、「ganska?」と聞き返してきました。 日本人にありがちなのが、「quite」の使い方の間違い。「quite good」はそんなに良くない。「ganska」も同じで、良い意味の形容詞につければ否定的になるし、悪い意味の形容詞につければ肯定的になる。それを理解しているにもかかわらず、私は控え目に表現する傾向があるので、今後の不安が残るような手術であったので思わず「ganska」という言葉になってしまいましたが、これからはもう少し肯定的に表現しようと思った瞬間でした。
by drpion
| 2009-02-15 07:01
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