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2010年 03月 16日
毎週月曜日夕方には、ミーテイングがあります。
今日の議題は、スウェーデン人にとっては最重要事項、「夏休み」の調整です。 あらかじめ、夏休みの希望をとりますが、人気の期間は競争が激しいため、今年は、過去二年間の統計を示すことに。 これが配られた表。 夏休み期間は、夏至祭直後の、6月28日からの「第26週(vecka 26)」から、8月29日までの第35週に渡る10週間。こちらでは、「第○週」という呼び方が一般的で、私はまだまだそれに慣れていません、、。通常、最低4週間の休みを取ります。 横に週の名前(「日」単位ではありません!)、縦に医師名と、2008年、2009年にいつ休みを取ったか、今年の希望が色で示してあります。「FL」はfäreldrarledighet(育児休暇)で、これを取っている人は全て男性です!因みに、最長の夏休みを申請しているのは、なんと教授の7週間。他にも6週間の連続休暇を希望している人も! 今年は第28週(7月5日から7月11日)が最激戦期間で、ボスがその期間に希望を出している人それぞれに、移動できないかどうか聞きます。ボスの勘定では、最低必要な医師数は8人。「家族で既にプランを立てている。」という理由が最も多い拒絶の理由ですが、中には、「第28週に働く代わりに、この週を休ませてほしい。」という交換条件を出すやり手もいます。 太陽の時期をこよなく大事にするスウェーデン人にとっては、夏季休暇は非常に大事で、この争奪戦、どうなることやら。 あくまで私は、「flexible」です。夏休みは1週間しかなかった日本の生活に比べたら、天国みたいなものだから。スウェーデン人は、「最初の1週間は休みモードに入る慣らし期間。2週目から楽しめる。」と言います。日本は医師不足と言われますが、日本人医師は年間にしたらスウェーデン人医師に比べ、少なくとも1ヶ月以上(いや、2ヶ月!?)余計に働いている計算になり、その分、医師の数が少なくても良いことになりますね。 とにかく、スウェーデンの夏休みは、日本人にとってはカルチャーショックです。
by drpion
| 2010-03-16 22:01
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