カテゴリ
以前の記事
2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 Links
Hej Sverige-ストックホルムに暮らして 薔薇の大好きな才色兼備miwaさんのブログ
vege dining 野菜のごはん ひらめきレシピが感動的なベジタリアンizumimirunさんのブログ :: I . L . H . S :: スウエーデン在住、元気一杯、大胆かつ繊細な由美さんのブログ おいしい記憶 ストックホルム在住の才媛、心優しいjordgubbsglassさんのブログ Nyfiken ストックホルム在住の犬の大好きな素敵なお姉さまのブログ Ett liv med Kalligrafi ストックホルム在住の書道家。いつもパワフルな友人のブログ きなこの放浪生活 スウエーデン人の旦那様と世界各地で生活するマダムのブログ 黒い森の白いくまさん ドイツで頑張っている北欧食器を愛用する女医さんのブログ ワンクリックいただけると嬉しいです! にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 Stockholm, SWEDEN Tokyo, JAPAN 最新のトラックバック
ライフログ
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2008年 05月 31日
今日も朝からとても良いお天気。
お昼過ぎにはテラスの気温はほぼ30度となりました。 テラスの草花たちも元気一杯です。 先日植えたバラの蕾が次々に開きます。 蕾が開くのは、喜びでもあり、そして痛みでもあります。 花が咲けば、必ず散る日の近いことがわかっているからでしょうか? それとも、力いっぱい花を咲かせようとすることが痛々しいから? 人間で言えば、蕾はテイーンエイジャー。 その時代をとうに過ぎてしまった私は、花が咲くまでの苦しみ、そして、盛りを過ぎてゆくことに対しての苦しみ、どちらも理解できます。だから、バラの蕾が開きかけているのを見て、どこか心も痛みます、、。 スウエーデンの有名な女流詩人、Karin Boyeが同じような気持ちを歌っています。 「För trädets skull」(1935)より一部抜粋。 Ja visst gör det ont Ja visst gör det ont när knoppar brister. Varför skulle annars våren tveka? Varför skulle all vår heta längtan bindas i det frusna bitterbleka? Höljet var ju knoppen hela vintern. Vad är det för nytt, som tär och spränger? Ja visst gör det ont när knoppar brister, ont för det som växer och det som stänger. Of course it hurts Of course it hurts when buds burst. Otherwise why would spring hesitate? Why would all our fervent longing be bound in the frozen bitter haze? The bud was the casing all winter. What is this new thing, which consumes and bursts? Of course it hurts when buds burst, pain for that which grows and for that which envelops. (FOR THE TREE'S SAKE:1935) Translation by Jenny Nunn 彼女は1900年生まれ。 この誌は、彼女が離婚した翌年、35歳のときに出された詩集、「För trädets skull」の中に収められています。1941年には自ら命を絶っています。 仕事では、かなりの高齢の患者さんに数多く接する私。 1年後の再診の予定を入れるときに、「来年は会えるのだろうか」と思うことがたびたびあります。 もしかすると、蕾が開くのをみて心が痛む年齢層というものがあるのかもしれない、とふと思いました。年齢を重ねるとともに感じ方もきっと変わるのではないでしょうか、、、。
by drpion
| 2008-05-31 16:57
|
ファン申請 |
||