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2007年 12月 08日
Nobeldagenが間近に迫った今日、一環の行事であるNobel Prize ConcertがConcert Hallで行われました。
今年はなんと、、 私の愛して止まない新進気鋭のピアニスト、Lang Langがストックホルムにやってきました。 良い席は各ノーベル賞受賞者や関係者のためにあるので、手に入れるのは至難の業なのですが、、、 ある筋からすごく良いチケットを手に入れることができました。 (スウエーデンにしてはかなり高額、幕間のシャンパンとプログラム付きで1200SEKほど。) しかも、左手です。ピアノ好きの方はご存知のことですが、ピアノの場合、ソリストの手が良く見える左がベストです。) Instructionにドレスコードもdark suitとあるだけに、皆、かなりドレスアップしています。 プログラムも大好きなRachmaninovが入っていて期待は高まります。 Lang Langは24歳の中国人。ピアノを始めたのは3歳の時。彼が生まれ育った中国北部はロシアとのつながりが強く、ロシア人のピアノの教師を持つ人が多いそうです。4歳の時にテレビで見たピアニスト、Vladimir Horowitzの演奏が彼に大きな感動を与えたそうです。彼が早くに世に出たのには訳があります。彼は10代のとき、フィラデルフィアにあるCurtis Instituteの学生でしたが、あるとき、Chicago Symphony Orchestraのオーデイションを受けました。そして、数日後、Chicago Symphony Orchestraのコンサートの直前にピアノソリストが急病になり、急遽、Lang Langがかわりに演奏することになり、彼は48時間の間に準備し、これが成功裡に終わったという逸話があるそうです。並外れた才能に加え、運も味方につけていたのですね、、。 私がLang Langの演奏を聴くのは、これが3回目。何故か全てストックホルムでのコンサートなのです。私自身、ピアノを弾くだけに、クラシックの中でもピアノは特別の位置を占めます。しかも、今回はNobel Prize Concert。 今晩はシルビア王妃もお見えになっていました。 Lang Langの一曲目、Shumann のWidmungは、一段と高い場所におかれたピアノでの演奏でした。少し下から見上げる感じで、指の動きが良く見えました。 幕間にはシャンパンを頂き、最後の演奏は期待のRachmaninov。 舞台中央にピアノが置かれ、、。ピアノは勿論Steinway、ロゴが上についているハンブルグ製です。 力強さ、柔らかさ、そしてパッション。こんな風に表現できるなんて素晴らしい。音楽こそは時代を越え、国境を越えて人に訴えます。魂が震えます。 アンコールでは拍手だけではなく足踏みも加わって会場全体が揺れる感じでした。 観客の拍手が止まないので、最後に仕方なくLang Langはコンサートマスターの手を引いて退場し、幕引きとなりました。 痛い出費だったけれど、ノーベル賞記念の特別のコンサートで素晴らしい音楽に浸ることができて本当に幸せな一時でした。 You Tubeへのリンクです。 Lang LangのRachmaninov2番。 http://www.youtube.com/watch?v=L989r_emYJM こちらは3番ですが、2002年ということはLang Langまだ10代。 http://www.youtube.com/watch?v=5mSm0Sm_zoo やはり若者ですね、、、。 http://www.youtube.com/watch?v=b85hn8rJvgw
by drpion
| 2007-12-08 21:29
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